2010年04月29日

輝ける21世紀ホラーの金字塔です。


いや〜、見ました。スペインが誇る最凶ホラー映画「REC」の2

これやっぱり世界中で話題になってたんですね。だっておもしろいもんね。一作目の方は個人的には過去15年間の内で作られたホラー映画の中で一番かもしれません。(日本人としてはやっぱり「呪怨」へのオマージュがあったのがうれしかった)

んで、2の方はありとあらゆる映画的ケレン味(登場人物の持ってるカメラによる映像というPOVという手法、多角的な視点から時間軸をずらして見せる「視点仕分け」と僕が勝手に作った造語の手法)をこれでもか、と盛り込んで前回からのお話を継承しつついい意味でみる人を裏切るために新たな要素も加わっておりますよ。

あと、細かいポイントは話にヴァチカンが絡んでまして、今回素っ裸のお子様ゾンビが出てくるんです。これがヴァチカンの陰謀の犠牲者らしんですが昨今のカトリック神父の児童淫行をにおわして楽しましてくれます。

それとまぁ、これまた21世紀に入ってからは イラク戦争勃発の原因になった「イラクが大量破壊兵器を持っている」というブッシュ政権後押しの虚偽報道などで話題の「虚偽報道、自作自演、民意誘導、印象操作」みたいなメディアの欺瞞が非常にうまいことオチに持ってこられてて「ああ、世の中神も仏もないものか」という気分にさせられる00年代の総括としての機能もきっちりしてる映画です。ホラー映画ファン以外にもオススメです。

あと、「だけじゃないテイジン」のカトリーヌちゃん似の主演女優のマヌエル・ヴェラスコ(こっちも子役あがり)さんの今後の活躍にも期待したいですね。(吹替はできればカトリーヌちゃんと同じ人でやってほしかった)

子役あがりの女優がXXXXXXXという展開からもおわかりのように今回オマージュとしてサンプリングされているのは黒沢清の「LOFT」の安達祐実と、ゾンビが実は悪魔憑きだった!という展開は東宝東和が勝手に設定付け加えたイタリアン・ホラーの佳作「デモンズ」の吹替版です(これ製作陣が見てるのかどうかわからないけど日本のホラー通なのは間違いないです)


posted by fabrice du monde chien at 19:14| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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