2010年08月27日

トロンっすか!?



うわ!まじでディズニーが「トロン」の新作作ってる。

しかも1作目の主人公やってたジェフ・ブリッジスも出てる!

それにしてもものすごい時代の流れを感じてしまうなぁ。
posted by fabrice du monde chien at 20:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月11日

似ている



え〜、満員御礼となったこの映画なんすけど、あれ?この映画どっかで見たことあるぞ?とか思って劇場を出てからしばらくして思い出したのがこの映画



同じディズニーが作った「オズの魔法使い」の続編です。プロットがほとんど一緒(笑

んで、「アリス〜」の監督のティム・バートンといいますと政治ネタをファンタジーに挿入するのが大得意な人でして、これって「オズの〜」の作者のライマン・フランク=バウムの作風に酷似してます。(「首のすげ替えで国民を欺く権力者」なんてなアイロニーが得意でした)


というわけでチャーチル似の美少女という悪夢みたいな設定の「アリス〜」の正体は「オズの魔法使い」だったというオチが素晴らしい。さすがバートン監督な映画でした。


それにしても昨今の日本のインテリは「アリス〜」は知ってて「オズの魔法使い」を知らん手合が多くて困る。敗戦の瓦礫の中でジュディ・ガーランド扮するドロシーの歌う「オーバー・ザ・レインボー」聴いて復興の意欲を燃やした記憶を日本人が忘れてる証左ですな。
posted by fabrice du monde chien at 21:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月01日

どうでもいいけど



史上最低の映画監督と呼ばれてるウーヴェ・ボルさんの新作がどういうわけかあちこちで評価されてます。 こちら

ぶっちゃけて言うと昔サンテレビで観た「核戦争後の世界、人類は放射能の影響で家具に変身してしまっていた!」とかいう馬鹿映画が放映されてて(それもシリアスな反核映画「風が吹くとき」の上映に合わしてだよ!)まぁ、絵ヅラ的にはそういうのも面白いと思うんですが実際みたら「おーい、オレ家具になっちゃったよ〜、どうしよ〜」と電話越しに台詞で説明するだけで話が進むというどうしょうもない代物だったりして、それに比べたらボルさんなんぞは大したことない人ではありますけどね。何故そこまで大騒ぎするのか?という感じで。


しかし、この映画の予告編を見る限りではボルさんのお仲間のオラフ・イッテンバッハが作った

こっちの方が面白そうなんですけどね。

イッテンバッハといえばタランティーノの「イングローリアス・バスターズ」の中のバットで将校を撲殺するシーンが明らかにこのイッテンバッハ映画へのオマージュ(とはいえイッテンバッハ側の方が先にタランティーノ映画へのオマージュを繰り返してた)になってるのに映画についてあれこれ語るアルファ映画ブロガーの人たちが気づかないというのはなんとも悲しいもんがありますが、彼のファン(ボルと違って固定客がいる)にしてみたらタランティーノの映画なんぞミーハー過ぎて見る気もおこらんのでしょう。

ただ、ボル監督の映画というのはいわゆる一般人の「コモンセンス」の中に入る内容の映画なので評価が当然つけやすい。コモンセンスのまな板に自ら乗っかって行った「飛んで火に入る夏のボル」といった感じのオッサンなのです。

対してイッテンバッハ(まぁまぁ巨根でそこそこイケメン)の方は女優で美人の奥さんと結婚してからは「死を超越したイターナル・ラブ」みたいなアッチ系の哲学に傾倒してみたりして(前からかなりおかしい人ではあったけど)その狂いっぷりがわかりやすい人ですんであまり評価されない反面悪くも言われないということにみたいですね。

ただ、死を超越したら「死の恐怖」という概念が無くなってホラーとして成立しないんですけどね。

まぁ、「女の独占60分」と「川口浩探検隊」を合体させたようなしょうもない映画を「ホラーの最高傑作!!」とか評する輩もいるみたいなので「最低か最高かの評価は観たお客さんが決める」ということでよろしいんじゃないですか?
(僕はボル監督の映画は見ても内容すぐ忘れるから評価しようがないのです)
posted by fabrice du monde chien at 15:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

答えは自分の心に聞いてみろ!



最初に書いておきます。

ムッチャ、オススメっス!!!!

と書くとどうせはてなで見もしないのにこの映画の悪口書くやつが出てくるんだろうな。

なんてなネガティブ思案は置いておいて、これぞフィルム・ノワールの大本命。ジョニデの「パブリック・エネミーズ」はとってもわかりやすい内容で希代の名銀行強盗ジョン・デリンジャーを描いてましたが、こちらはできるだけサスペンスやアクション(その全てが息つまるハイテンションなもの!)を盛り込みつつも主人公のジャック・メスリーヌ(ルパン三世が実在したらこんな感じ、というような人です)を客観的に描写。彼が希代の英雄か悪党かあるいは人間のクズなのか


映画をご覧になったアナタが判断してください


という趣向になってて「ハイ、ここでこういう風なことを思ってくださいね〜」という押し付けが一切ないので前後編で4時間くらいの長編ながら鬱陶しさが一個も感じられなかったのはさすがノワールの本家フランスでございます。(まぁ、フランス映画界は香港映画界と仲良しなんだけどね)

いろいろとこの映画については書くことあるんだけど、とりあえずこれを見ずしてノワールを語るなかれ、男を語るなかれ、です。
posted by fabrice du monde chien at 22:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

This is who you are



え〜、僕が一押ししてる映画「パブリック・エネミーズ」ですが、これには色々と理由がございまして、基本的にこの金融業界が巻き起こした不況の最中に同じく恐慌の最中に銀行強盗がヒーローの映画が封切られるってのが映画業界を通じて「さすが!」と唸ってしまうくらいいい企画だったんですね。

ただ、このジョン・デリンジャーという男を主題にした映画といいますと70年代くらいに作られてるんですが正直面白くなくて(間違いなく子供の頃観たんだけど内容覚えてない)、おかげでジェシー・ジェームズやビリー・ザ・キッドみたいに何本も「デリンジャーもの」が作られなかったという悲しいいきさつがあるものですから不安はありましたけどね。

ただ、先に作られた作品がショボかったら後発でも本家を名乗れる可能性というのはあるわけなんすね。「暴力脱獄」ってポール・ニューマンの映画はフランスの「大人はわかってくれない」って映画のコンセプトいただいてて(確認してもらったらわかるけど「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」もこれからいただいてます)先発があまりにも有名だったんでみんなそっち(先発)しか覚えてないというようなことはないわけです。

さて、この「パブリック〜」は内容がすばらしいので間違いなくその後「デリンジャーもの」の本家を名乗れるであろう内容になっとります。

これ、他の映画評論のブログでも書いてる人いたんですが、とにかく「空間、空気」をきっちり描いてて、主人公がある場所では普通の人、でも他の場所ではアウトロー、その違いは何なのか?それはその場の持つ磁場(比喩的な表現ばっかりですいません)によるものであることが観客にすぐにわかるように描かれてる。荘厳なほどキレイで広くて天井が高い銀行のロビーでは日陰の人間には居場所がない、だから強盗する、ついでに天井に向かってマシンガンぶっ放す。人気の無い夜の海岸では愛しい恋人になるために岩場に身を隠す、はたまた刺客に命を狙われたらまるで分厚い壁が迫ってくるかのように周囲の壁をバックに必ず映す。(関係ないけど僕が映画観てバックの風景覚えてることは滅多に無いことです)

まぁ、この手法で「銀行強盗→犯罪者→いやぁねぇ」となる短絡思考を観客に起こさせないようにしてるわけっすね。デリンジャーと仲間たちの行動の理由がバックに映し出される風景を見ればすぐにわかる、というか普通に感情移入できるのです。

んで、追っ手のメルビン・パービス役のクリスチャン・ベールさんはですね、物語の後半で「ダークナイト」におけるバットマンと同様に「自分が何者なのか」がわかってしまって・・・というか自分についた「役」(はい、ここで前回と話がつながるわけですよ)が判明してアイデンティティが崩壊します。(そして同時にデリンジャーの恋人ビリーは自身のネイティブ・アメリカンのアイデンティティを固持してもしなくても同じ運命に苦しむことを自覚します)

そして、ジョニデ扮するデリンジャーはですね、これは史実としてあまりにも有名なんですが映画館から出てきたところを狙撃されますが、この映画の中ではデリンジャーがあるいは大悪党と糾弾されたりあるいは英雄として愛されたりしてどうもはっきりしなかった自分の「役」をこの映画館で映画観てる時にスクリーンの中の登場人物に感情移入して気づくんですね。そしてこの先の運命にも気づいてしまいます。

「ダークナイト」を評価する人間って「パブリック・エネミーズ」を評価しない人ばっかですが、古くさいテーマを現代に通用させるために編み出した手法は、どういうわけか一緒なんですね。こういう芸術論というほどでもないけれど、まぁこういうこと覚えておいた方が映画が楽しく見れるかな?という部分に言及してくださる「お金を貰って物を書く評論家のセンセェ」が日本に皆無というのは目を覆いたくなる現実でありまして、知性や教養と無縁の人生を送るワタクシがこんなことを書いて発表するというのはやはりワタクシに何らかの「役」が憑いて書かしているということなのではないでしょうか?

(言及するもしないも観てない映画にケチつけるという映画評論業界に古くからある悪習が未だ残ってるのを嘆くべきでしょう)
posted by fabrice du monde chien at 01:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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